ヨーロッパ企画本公演では
後半に出てきたり セリフあんまりしゃべらない方々が
最初から出てくる!しゃべる!
と
ヨーロッパ企画事務所 オポスファン
=オポサー
に 熱烈支持されている
ヨーロッパ企画 イエティの
『さらば、ゴールドマウンテン』を 観に行ってきました。
折込チラシの中に
他の劇団との 半券割
というのがあり、イエティも入っていましたが
ヨーロッパ企画・ヨーロッパ企画イエティ・男肉 du Soleil
の
「オポスパス」
「オポス割」を やったら
きっと オポサーも 大満足!
さて、本編。
土佐さまと 松居さまが
やんや やんやと 入ってくる
屋台の呑み屋。
その脇に 白ワイシャツと ネクタイで
パソコンをたたいている 酒井工場長(すてき)に
目が行って すみませんでした。
サラリーマン萌え・・・
土佐さま、ママに お勘定
「3000万」と 言われ
ズッコケて
「マンマ」
と ひらたく 言う
言い方!
そして
「兄ちゃんも ズッコケんかい」
と 工場長を うながせば
パソコンを 守りながら
ズッコケる 酒井工場長
再萌え~~~!!!!
そして またもや「3000万」と言われ
「ママ、もう
コケへんで」と 言いつつ
工場長には
「兄ちゃん
良かったで」と ねぎらう
土佐さま。
3000円を 大阪らしく
3000万 って 言ってるのかと 思いきや
本当に 3000万。
若干 おなかぷっくりの 酒井工場長、
「3000万」を
300円
300万
3000万
と 三段階に 言い間違え
「どれだって一緒だ!」
と やけくそに 叫ぶと
土佐さま
「おまえ、無茶苦茶か!」
そんな 土佐さまも
噛んでしまい ほっぺたを 自分で パチン
って やってる姿 かわいかったです!
しかし、飲食店の値段って
会計時ではなく
注文したときの 値段
だと 思うのですが・・・。
(ファミレスで21時に注文して
22時にお店を出ても 深夜料金にならない的な・・・)
イエティに 整合性など 求めておりません
がね!
「会計時の値段があがっていたら 支払いがあがる、
ならば
乾き物は返品できるので
注文した時点より 返品の時点で 値段があがっていれば
お金がもらえる・・・」
角田さま演じる 社長の
あざやかな
乾き物 返品マジックについては
最近、ODS(小田急デパートサービス)で 酒の買い物をすると
「返品不可」の シールを 貼られてしまうのですが
こういった インフレ時の返品を避ける 対策でしょうか。
時間インフレで 儲けた ママの盲点をつく 角田社長の論理。
乾き物 返品時
「インフレ分を 払え」 という無茶な理屈に
うろたえる ママを
「押さえてろ!」
という 命令に
「ヘイッ」と 丁稚的な 声でこたえる
角田さま、最低で最高
でした。
返品させないよう 柿ピーを 自らの腹におさめようとする ママ。
支払いが簡単でそのまま税務決済できそうな
電子マネーのほうが いいじゃないかという以上に
紙幣は、ノロの人が触っているかも等、菌を媒介する、と思っている わたくしとしては
お金を触った手で 食事を触ってほしくないので
あんなに札束触って 乾き物を触ることが 気になってしまいますが
それはともかく・・・。
ママがかくしていた ポン菓子を 投げちゃったら
イシダカクテルさまの ベンツのエンブレムが ポッキリ!
お金の価値を覆す男、として
YAZAWA っぽく 出てくる
YAKUZA な イシダカクテルさま。
前回のヨーロッパ企画『月とスイートスポット』
でも YAKUZA じゃ なかったっけ?
インフレになれば 紙幣など 価値がなくなる、
イシダカクテルさま
「時代は 金(キン)
じゃ!」
「金目のもの持って来い!
換金したるわ!」
ん?
換金(紙幣)にしてはいけないのでは?(いま この屋台の 支払いのため とはいえ・・・)
究極にインフレだと 食べ物 が 一番でしょうが
戦中・戦後に農家の方に食べ物をもらうときに 高級品と交換してもらう、という
のと 同じ理屈で お金よりモノのままでいいのでは。。
時代は 実物資産
という 平日昼間しかやってないCMを 思い出しました。
イエティは 個人的に ツボってしまうセリフが 多数。
松居さまの
「長浜バイオ大学
バカにすんなよ」
ああ、維新派を 観に行った際、
長浜バイオ大学
の 脇を通り、維新派会場に行き、
その後 街まで
長浜バイオ大学で作った蕎麦
を 食べに行った わたくし
大爆笑!!
海外の ハイパーインフレの 映像は
「たけしさんの ニュース
だろ」
「あの フリップの」
と ぼそっと 言ったり
それに対し
「ここです 映像の左上、
『ミヤネ屋』の ロゴ。
これが 信憑性の 証
です」
ミヤネ屋!
しかし イエティは
この ライトなスタイルが いいですね。
池上彰先生の解説番組さながらの 砕き。
劇仕立てで インフレが わかります。
ゴールドマウンテン、って
あの 画面に映る インフレ曲線のことで よろしいんでしょうか。
80分という短い上演時間、気楽に 観れますし
メガネ男子率の高さにも
グッときます!
おまけトークでは
大歳さまと 酒井工場長の 双子感、
長浜バイオ大学の学生っぽさ
に またまた オポサー心が つかまれてしまいました。
「1円玉をつくるのは 1円以上かかるのに
1万円札をつくるのは 1万円もかからない。
だから お札が 紙切れみたいになっちゃう
芝居を やりたかった」
との 大歳さま(作・演出)の お話でしたが
当初のアイデアとしては
●『全員金持ち、
耳クソは砂金』
酒井工場長「それ、おぼっちゃまくん だよね」→ボツ
●『札束の中になくし物をしてしまい
その中にどんどんお金が運び込まれて
みんな どんどん なくし物をしてしまう』
そうすると1兆円分くらい お金を印刷しないと出来ない
(今回の舞台は 3億円くらいで それでもあれだけの量しかないので)→ボツ
●『寒波がやってきて 店に1台しかない ヒーターの奪い合い。
酒井組・土佐組とも お偉いさんを待っているので
ヒーターを自分のところに置こうと、お金で解決しようとする』
酒井工場長「この空間だけの経済、ということですね」
大歳さま「でも、寒い、ということが、客席にわからない」
酒井工場長「金がいっぱいほしい、と、口数少なくなって 終わり・・・」→ボツ
今回の話に関しては、最後
「社長に全員刺されて
死ぬ」というパターンも 用意されていた
そうですが
結局
よしもと新喜劇スタイルに 落ち着いたそうです。
ゲストの古藤さまは、ヨーロッパ企画で言うなら
永野さま みたいな パシリキャラかと思いきや
ヨイショキャラ たいこ持ちキャラと 皆さまから 言われていて
「たいこを持っているのが バレるタイプの
たいこ持ち だけどね」
と 酒井工場長。
ああ、工場長、
ヨーロッパ企画の舞台より 饒舌よ!
松居さまは
大歳さまへ 夜な夜な
「明日も
ガンバローぜ!」
と メールを送ったり
この トークでも
工場長をどかして 大歳さまの隣に行く
くらい 大歳さま愛 はげしすぎました。
この おまけトークの司会は
もちろん オポス司会担当 イシダカクテルさま。
いつだって 達者な 司会、
「イエティのリーダーは 酒井くんで、
リーダーは カーテンコールのときに
みんなの名前を」
え、
オポスの こういうのの リーダーって
雑用係
じゃないの?
以前 『苦悩のピラミッダー』で、永野土下典さまが カーテンコールにて
「ぼくが この企画の リーダーです」って 華々しく挨拶したあと
そのまま 下北内の劇場に 小銭箱を持って 走っていったような感じで・・・。
「この 屋台も 2~3時間で
酒井くんが組んで・・・」と さりげなく功績をたたえたり
「本番で 酒井くん 噛んだよね」
と 言った そばから
メンバーのことを
「メンビー」
と 噛んでしまう イシダカクテルさま。
わたくしは トークを聞いている間
ず~~~っと アンケートに
皆様の似顔絵
を 描いておりました。
ホント、全員、描きやすいですわ。。
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WEBサイト REALTOKYO
STAGE欄に
●オイスターズ『ドレミの歌』NEW!
●『VOCA PEOPLE』NEW!
●男肉 du Soleil『HIPHOP侍 vs レゲエ侍』
●ヨーロッパ企画 イエティ『さらば、ゴールドマウンテン』
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CINEMA欄に
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ヨーロッパ企画 イエティ『さらば、ゴールドマウンテン』@下北沢駅前劇場
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