『ベニスに死す』ニュープリント版を
新百合ヶ丘 アルテリオシネマに 観に行ってきました。
先週、法事に行く際に 新百合ヶ丘の駅を通過したら
すごくキレイな子のポスターがあって、
目をひかれ、
それが 『ベニスに死す』だったのですが・・・
タジオ、
美しすぎる・・・!
教授が ひと目で
美
と 認識しちゃう ワケ
だよね!
わたくしでさえ あのポスターに ひと目ぼれだったわけですから。
そして、
キレイな子は いっそ
ホモであって ほしい
よね・・・。
(手が届かない、趣向が違うならフラれてもあきらめがつくし
万が一万が一、おつきあいできても、美しすぎていっしょに歩けないっ)
ああ、教授、
タジオへの 思いを ふっきって
家に帰ろうとするも 荷物があらぬところに行き
手違いになって
「ここを動かんぞ!」と 駅にいたのに
やっぱり
「リドへ帰る!」 ←うれしそう・・・
と 引き返し、
リドヘ帰る その道、
うれしさのあまり、思わず 船の上で 立ち上がっちゃう 教授、
タジオさまが 他の男といるのを 悲しそうに 見つめる 教授、
ほほえみかけられて 苦悩しながら
「知らない男に そんな風に ほほえみかけないでくれ・・・。
愛している。」と 心の中で タジオを叱る教授、
愛して
いる!
そんな 教授を 襲う
タジオ以外の 悲劇。
花子2号
みたいな 曲で
ワッハッハッハ
ワッハッハッハ
ワッハッハッハ
ワッハッハッ~
と チップを要求する 大道芸人、
船頭とか たかり とか
ホテルの 従業員
の 演技、
いやみな友達の いやみすぎる 演技も
(なんであんな人と友達なの???)
もう、味がありすぎて
たまりません!!
なんで 消毒しているのか
を
映画の中で 4回も 問うているのに
4回目にして やっと 答えてもらったら
もう コレラ感染(ひどい・・・)
本当のことを 両替商から 教えてもらったときの
「タジオさんと 逃げてください」
と タジオに触れる 妄想・・・ッ。
そして 床屋に 行く 教授。
なに あの
昔の貴族か 音楽家
みたいな おしろい
は・・・。
「すぐに恋ができますよ」
と言われ ほくほく していたのに
海岸で
タジオさまを見つめながら
コレラに倒れてしまう 教授、
おしろい や 髪に塗られた 黒インクが
たら~り。。。
その インクだれが
哀しい。。。
ああ、『ベニスに死す』を
ピーター・グリーナウェイさま(代表作:『ピーター・グリーナウェイの枕草子』)が
リメイクするそうですが、
どうか グリーナウェイさまにおかれましては
日本の 福岡伸一先生
を 教授役として キャスティング推薦 申し上げます。
福岡伸一先生の あの 目張り 入ってる感、
「美とは・・・」
と いつだって 美を追求する 姿は
うってつけ!
(マーラー
が モデル
なんでしょうけど)
食事をロビーで待っている 教授、
エレベータで タジオといっしょになって 息がくるしい 教授、
ストカっぽい 教授、
海岸で タジオに目の前で くるくる回られたり
浜辺で タジオを まぶしそうに見つめる 教授、
福岡先生・・・演じてほしい!!!
しかし、昔の映画は エンドロールが
短くて イイなぁ!
長いと 下品
というか 下衆
なんですよね。。。
アルテリオシネマでも予告を流していた
(というか ロードショーは終わっている)某作品も、
クソ長いエンドロールとか、みえすいたタイアップ曲とか
「お前の事情は知らんよ・・・」
と 醒めてしまった
からな~。
広告代理店や TV局の名前とか出てくると
「お金の出所 よくわかりました」
「どーせすぐTVで やるんだね」と映画の余韻を消しまくる。
身内臭が ホント イヤ!
創り手は 映画をつくりたいのか
ドメスティックに 気を遣いたいのか
どっちなの!と 思ってしまう。
お金がないと映画は公開できないんでしょうけど、、、
台所事情を
こちらの ひとときの夢の世界に 持ち込まないで!
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映画『ベニスに死す』ニュープリント版@アルテリオシネマ
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