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★REALTOKYO STAGE欄 更新:
ものすごく観たくて、ありえないほど楽しみ!
●ナショナル・シアター・ライブ『スカイライト』
リコメンド、アップされました★
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☆!ブログの無断転載・転用・お断りします!☆
☆☆文中 リンクがあるものは わたくしの当時の記事またはオフィシャル記事などに飛びます☆☆
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今週~来週にかけて ソウルに行くはずで
ホテル フライト 現地の演劇のチケットを
決済していたのに
MERSのせいで キャンセルした
我が家、 (さようなら キャンセル料・・・)
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そんな ソウル市民心を 抱えながら
平田オリザさま+ソン・ギウンさま 共同脚本・共同演出の
青年団+第12言語演劇スタジオ
『新・冒険王』を 観に行ってきました。
ももクロさまから お花が来ていた・・・『幕が上がる』特需!
そして 客入れは しがちゃん、
受付は 青年団女優陣という 豪華布陣でした。
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舞台は 2002年の トルコ・イスタンブール。
サッカー ワールドカップの熱狂。
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この2002年のときのこと よく覚えています。
もともと スポーツ観戦をしない 大騒ぎがキライな 我が家、
でも そのときのわたくしの職場は
サムライ・ジャパンなる 青い服着て 大騒ぎだったことを。。
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どうしても日本を応援することができない
という 年長者
インフさん(ソン・ミョンギュンさま)。
(先生、って呼ばれているのは 年長者への敬称ですよね?
そんなにおじさんに見えないのに「アジョシ」とも 呼ばれていた)
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日本人が「ドーハの悲劇」と 韓国の人に言っても 通じない。
それは 他の国の立場だったら たとえば韓国だったら
「ドーハの奇跡」だから、
というところで もう面白い。
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自分にとっては 悲劇でも
他の人にとっては 喜劇かもしれない。
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ワールドカップの進行と同じ分単位(かな?)で
日本語 英語 韓国語が 同時に交わされる。
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この 劇的なる 魅せ方。
だけど
『冒険王』
で
「なんで 日本人ばっかりで
つるんでるんだ」
「外国なのに オール 日本語」
と ビックリしたわたくし
他国・多国言語が飛び交うのこそが バックパッカーの 日常
ですよね。
(最近は 日本人向け宿舎も あるみたいですが)
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だから価値観も さまざま。
ワールドカップに 騒ぐ人。騒がない人。試合を見る人。見ない人。
「日本人から見たら 韓国の男性は みんなマザコン」
というセリフには
「儒教の 国だから」
と 返していたけど
敬称・呼称(オッパとか ソンセンニムとか アジョシとか)や
「誰が 紅茶のカップを洗うか」も
年少者が 率先してやるのが 当たり前の儒教ルールが
なんとなく 同部屋の日本人にも移っていたり。
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そう、紅茶のカップ問題。
みんな やたら 紅茶を飲んでは 誰が用意するの 下げるの 洗うの
やってましたが
その紅茶、河村竜也さまのもので ちゃんと名前が書いてあるのに
みんなで 勝手に 飲んじゃってたんですね。
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それは
ウリ(우리)の 韓国文化。
「私の」紅茶
ではなく
「私たちの」紅茶。
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河村竜也さまが やたら
「俺の紅茶 減ってるんだよ」と ぶつくさ 言っている
(誰かがメインで話している後ろでも 言っていたりする)
のが 超 面白すぎます。
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青年団『冒険王』の フォーマットとして
「沢山のベッドがある 部屋」
「ずっと寝ている人がいる」
「誰かが その人の祖国から 訪ねてくる。
その 訪ねられる人は 現地で浮気中」
というのが ありますが
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わたくしが 以前
『冒険王』を観たときにも
木引優子さまが 浮気のお相手なさっていて
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今回も
ファニ(ペク・ジョンスンさま)
の 彼女として
木引優子さま、赤い悪魔の格好で ワールドカップを応援していました。
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ファニのお母さんが このトルコの安宿に やってくることで
ファニには 韓国で 高校生の頃から 教会で知り合った彼女がいるということがわかる。
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このときの わたくしの心境:
「また
木引優子さま
が・・・」 (『冒険王』フォーマットに 追加!)
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「誰か1人の ファニ」
じゃなく
「ウリ(우리)の ファニ」
という 理論
かしら!
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その件の ごまかしも・・・
「イクミ」って子と つきあっている
と お母さんに バレかけて
「彼女は ヤ・ジマ」です
と 矢島という苗字を使って ごまかし
副島くんのことを使って
「彼は ソエ・ジマ
違う ジマ
です」
と、あたかも ジマ が メジャーなように
とっさの 言い訳をするところ お見事でした。
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木引優子さまのことは 置いといて、
1995年の 阪神・淡路大震災、
2001年の 9.11、
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そのとき バックパッカーたちは
どこにいたか。
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2002年の このとき、
村井まどか様にとっては 昨年の9.11よりも
7年前の 阪神・淡路大震災のほうが 覚えている出来事。
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世界のニュースも
個人によって 衝撃や 受け取り方は 違う。
ドーハの悲劇or奇跡 のように。
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ここ トルコの イスタンブールでは
トルコ人は 日本や韓国には「兄弟!」と 言ってきて
トルコを 好印象へと 持ち上げていたのだけど
※この件については ご主人さまが 終演後
・エルトゥールル号事件
・トルコが世界最強だった時代
・ソン・ギウンさまが 東京外語大 交換留学生
(さすがわご主人さま 『カルメギ』も 観に行っただけあるわね・・・
ご主人さま
『カルメギ』の 字幕が ちゃんと なまっていた
ことも 褒めていました。
ソン・ギウンさまは Doosan Art Center創作者育成プログラム支援アーティストでも あるんですねえ)
について 解説してくれました
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そこに アルメニア系アメリカ人の ブライアリー・ロングさま
を 登場させて
トルコが行なった残虐が 明らかになる。
「沢山の人が 殺された」
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それは、
過去を本当に知らないのか 知らないフリをしているのかの 日本人への皮肉とも 重なって
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年長者の インフさんが
「最近の 若い子は
ワールドカップで 日本を応援する子もいて 驚く。
過去を知らないのか
知らないフリをしているのか」
という セリフとも 重なって
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近代史を 知らない、
もしかしたら その当事国の人であるのに 知らない、
知らないフリして うまくやろうとしている人への皮肉。
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そんな2002年の このとき この場所で
「韓国を通って 帰りたい、
釜山から 日本を見たいんだ」
という 太田宏さまの セリフ。
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わたくしも この3年ほどで 隣国へ旅行するようになったけれど
この頃に 行っていいとは いろんな意味で 思っていなかった。
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インフさんと eメールの アドレス交換をする約束、
インフさんの家に 泊めてもらう約束をする 太田宏さま。
インフさんだって 対・個人では 「日本人」に こうやってあたたかく 接してくれる。
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新しく来た バナナダイエットをしている韓国からのアニメおたくな女の子に
ずっと寝てた 佐藤滋さま
(韓国語の「地球の歩き方」を持って 片言でいろいろ言うの 最高に面白い)
が
「いっしょに バザールに行こう」と 言う。
「散歩を しよう」と
今日の約束をする。
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散歩
は 韓国語も 日本語も 一緒の言葉。
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この舞台では語られていないけれど
約束
も
韓国語と日本語は 同じで
だから きっと こういう ちょっとした約束の場面が 続くんですよね。
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バナナは インフさんが子どもの頃は
まだ 韓国では 高級品で
葬式に バナナを持って来た親戚がいた。
葬式にバナナは 今でこそ 滑稽だけど
「小さくて 貧しくて
哀しい国だったんだよ」
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今や バナナは どこの国にもある。
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インフさんの
「釜山から 日本を見る前に
トルコから アジアを見ませんか」
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トルコの有名な橋から
私たちの アジアが 見える。
ウリ(우리) アジア。
私たちは アジアの同胞。
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きっとこの時間は 夕焼けで
海もきっと 綺麗に違いない。
世界とつながっている 私たちの 海。
ウリ(우리) パダ。
私たちは 世界の同胞。
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そうそう、ウリ(우리)といえば
ファニのお母さんが 来たときに
日本人が 日本人だけで 日本語でしゃべっていると
「私だけ 仲間はずれにして」と ファニのお母さんが 言っていたけれど(必死にフォローする 佐藤誠さまが
『十二夜』に続いて カッコいい!)
それは 儒教の精神で 年長を敬うということ以上に
韓国に行くと
一人で 行動している人って ほんとに少なくて
たとえば劇場でも 一人で観劇している人って 少なくって
フードコートとかには 一人でご飯を食べられるところもあるけど
基本は シェアする食べ物なので
食事も劇場も 一人で行動したりは しないんですよね。
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ファニのお母さんは キリスト教だったけれど
キリスト教も 韓国では 多くって
木引優子さまに「教会には行っているの?」と 聞いていたけれど
国際基督教大学出身で
かつ 自転車旅行および 海外とのコラボレーションが多い オリザさま、
「日本人は これといった信仰がない人が多い」
ということも 海外に行くと とても驚かれたりしていることでしょう。
宗教が同じでなくては
という信条は ある意味結婚にとって 国籍や 国同士の諍いよりも大事かもしれない人がいても おかしくない。
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この舞台には 韓国語と英語には 字幕がつくのだけど
字幕は オリザさまお得意の あの 順列がおかしかったり
主語がなかったり あいまいだったりするんだけど
話されているのは
普通の英語
だったのですが
劇中、
日本語と 韓国語(と トルコ語)は 兄弟
という セリフがあったけど
韓国語は あの字幕どおりに 言っていたのでしょうか。
『自作自演』で オリザさまが
「僕の作品 韓国でも 大人気」
と おっしゃっていましたが
言語構造が兄弟とはいえ あの言い方をそのまま 翻訳できている
のでしょうか。
言葉がわからないわたくしには そこまでは わかりませんでした。
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終演後、
サッカー ワールドカップでは 冷めきっていたのに
この お芝居には 大興奮の ご主人さま。
読むだけなら 日・英・仏・韓 いける 仏文科出身のご主人さまは
「アンパンマン フランス語
かな」
という エスプリのきいたセリフに 大ウケ!
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そして ねぎし にて
チョレギサラダ、ハイボール、ブラッキー&白たん ハーフミックスを肴に
近代史や世界史に 詳しい ご主人さま
「サッカー ワールドカップを
トルコという 親日・親韓の国で 見ている 日本人と韓国人の場に
あの アルメニア系アメリカ人
を 出してくることで
韓国の歴史と 日本人への感情を浮き彫りにする
見事さ。
そして トルコと日本と韓国の 言語構造が 兄弟であることへの着眼は
さすがわ ソン・ギウンさまが 東京外語大に留学していただけあって
言語学的にも 面白い。
国が 見えないところで ケンカしている、ということを
劇中も 見えないところで 客引きが ケンカしているというセリフで
客に想像させて・・・」
から 始まり
劇中 年号しか出てこないことや 多くは語られないことなどを
家に帰ってからも 芝居より長く 4時間にわたって解説してくれましたが
(現代のサッカー汚職から 唐十郎さまが『二都物語』をソウルで上演したときの話やら
劇中に答えが出されない「どうしてインフさんはアメリカが嫌いなのか」についての ご主人さまなりの歴史的解釈、
はては「トルコはイタリアやギリシャとも仲が悪いよ」という 脱線まで・・・)
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青年団『サンパウロ市民』のときも
『ソウル市民』フォーマットと、歴史の関係について、
NODA・MAP『エッグ』のときも
スポーツという ナショナリズムから その時代の出来事を 延々解説してもらったけれど
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なんで ご主人さま
ネットとか見ないで
年号とか人名とか地名とか
すらすら言えるのか・・・
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ご主人さま
「ぼくは K-POPや 韓国ドラマ、韓国演劇を好きになって
好きである以上、知らないといけないと思って
勉強しているのですよ」
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いえいえ 他の世界史にも じゅうぶん
お詳しい
です。
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青年団って オリザさまの『演劇1』『演劇2』などでも 語れているとおり
多くは語らないことが 想像力をひろげる
という考え方なのですが、
ご主人さまの解説がなかったら セリフに隠された深みや
何を背景に話しているのかが わからないのです。
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もちろん わかんなくても
楽しめますし
そうでなくては「演劇」の形をとる意味が ないのだけれど
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今回は その無知についても
観劇者が演者に問われているような気持ち。
ぼんやりした歴史認識しかない人たちに刺さるように 創られている。
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「日本人を応援できない」という感情を抱えていることに 孤独を感じている
インフさん。
若い人は「過去について
本当に 知らないのか
知らないフリをしているのか」
というインフさんのセリフは 日本人への皮肉とともに
1980年~1987年のことについても
韓国で 知っている人が いなくなりつつあるのかもしれないこととも 重なる。
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インフさんは
劇中 サッカーの応援で 韓国の人たちのたまり場に行くのに
間に合わなくて
「僕は、いつも
間に合わないんです」
お父さんの臨終のときは 渋滞に巻き込まれていた。
(1980年の)光州事件のときも そこにいなかった。
1987年は 軍に入隊していた」
※劇中では 1987年は 年号しか語られませんが
ご主人さまが 終演後
1980年の光州事件~1987年の民主化運動まで
韓国の地方対立の話や 現在の大統領に至るまでの権力闘争、
諸外国の介入など 4時間にわたる 近代史解説・・・
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その「間に合わない」という言葉は
手遅れという言葉と 似ている。
英語に「before it's too late」という言葉があるように
どんなことでも わだかまりを放置しておくと
こじれて 腐って 手遅れになるかもしれない。
謝るか 関係を修復するかしないと 前に進めない。
青年団の山内健司さまではないほうの、
山内ケンジさまの「果物という日持ちのしないもの」で謝罪論は
冗談でしょうが あながち間違いではないと思う。
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平田オリザさまは この作品を
パク・クァンジョンさまと 共作するつもりで
だけど パク・クァンジョンさまは 亡くなってしまった。
間に合わなかった。
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その苦さと センチメンタルを ひそませて
ソン・ギウンさまと 共作して 前に進む。
観客としての宿題が多くて いささか ばててしまいましたが
それを 2時間10分で 「演劇」として魅せてくる手腕。
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どうしてなのか あんな狭い ベッドしかない1室で
こんな狭い 吉祥寺シアターで
世界はこんなに広いんだ ということが
言葉で2時間10分 言われるよりも 拡がって伝わる。
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この 日韓観客体験が
ウリ(우리)の体験と ならんかな
という 希望が 覗いていました!
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リコメンド 掲載中です。
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【ミュージカル『アニー』公開ゲネプロ見学レポート ~みなしごのピクニックのために~】掲載中です!
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