「不潔を 前衛 と 履き違えてる」
(C:スカンクのこぶし)
で おなじみ ゴキブリコンビナートに 行ってきました。
『ちょっぴりスパイシー』は
こまばアゴラ劇場でも 初演を 2回
観に行きましたが
11年ぶりに 傑作を 再見。
汚水、ニオイ、エレベーターの故障・・・
これでアゴラが 出禁
になった ゴキコンの活路は野外、超歌劇団でおなじみ 木場公園です。
諸注意:
「絶対安全席とは
名ばかりです」
チキンなわたくしは もちろん 安全席ですが
持参した レインコートを着て
緊張しながら スタンバイ。
特設テント(?)の 脇に 並んでいると
「開場して 困る方~」
あ、オレ待ちか」
という エクアドルさまの やわらかな お声、
そして
「じゃ、開場しま~す」
の 合図とともに
オマンキーさまの 第一声
「オラ~」
という きたならしい 罵声、
この メリハリが ゴキコン
だよね!
基本
初演と 同じですが
♪彼女いない歴
35年
の歌詞が
この 月日を経て
♪彼女いない歴
45年
という 悲しい 変化があって
涙・・・。
そして
頭が アレになったときの
声が
「クイズ ホールド
オン!」
という 今 を感じる
ワード!
その他、
ジャリを バケツじゃなく
ドラム缶で運ぼう、という 冒頭の 繰り返しで
いちいち
「そりゃ 名案だ」
「その発想は なかったわ」
など 反応が
その都度 違う言葉、
その バリエーションの 豊かさ、
「そんな ママンが 大好きさ」という フランス語、
「そろそろ おねむの 時間 かしら」と かわいらしいポーズで 寝る
労働者、
親方の
「ダメよ ふくながさん、
女の子の身体は とっても デリケートなのっ」
の 名ゼリフ、
(初演のふくながさん って ピチチさま でしたよね??)
スパイシーのきわみ
「オレにクソたれろ!」
の オマン様の セリフ、
肛門に ろうそくをさして 火をともす 黒ミサ、
「飯場まわりは もう
いやよ!」と 言う 富子
(飯場まわり、という 営業ジャンルがあるのか・・・)の
マ○コはみせても 胸はみせない
初代・セロトニンさまと同じ 役作り、
花子2号は
胸はみせても なかなかマ○コはみせないよね!(みせたけど)
最後の
「ちょっぴり
スパイシー!」
で 沸き起こる 観客からの 拍手。
「待ってました!」「これ 聞きに
きました!」とばかりに・・・。
超ど級・パワフルミュージカル
とは
『ちょっぴりスパイシー』の こと
だよね!
終演後は わたくし
絶対安全席から 降りられず
ひとり 絶対危険席
に なってしまうところでした。
木場公園の 入口では
友人に 偶然遭遇、
「今日は 男肉との ハシゴ
だよ」という 彼女の 本気を感じました。
上半身裸の 男たちの芝居
大好きだね!
帰りは ご主人さまと
ゴキコンの汗を ぬぐいながら
L.S.カフェ
にて
おしゃれな 食事を して 帰りました!
写真だと つぶつぶしてるけど
撒き餌 じゃ ないヨ!
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ゴキブリコンビナート『ちょっぴりスパイシー』@木場公園ゴキブリテント
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