城山羊の会『スキラギノエリの小さな事件』＠下北沢　小劇場楽園

山内ケンジさまの演劇　大好きな　我が家、
城山羊の会『スキラギノエリの小さな事件』を観に
下北沢　小劇場楽園へ　行ってきました。

ああ、
王妃役　石橋けい様の
あん摩の　ときの
「ドンピシャよ～」
という　妖艶で嫌味な　言い方
（背中の肉と　ほくろの位置が　たまんないッッ！）、
足で　ゴルク（家来）役の　岡部たかし様を　ちょん　と　つつく
エロしぐさ、
背中の　ほくろ、
あん摩されているときの　高まり、
家庭教師の自慢話を聞いているときの　
うなずきながらの　上気したうっとり顔、
（セリフがなくても　ちょっと上気して　うれしそうな表情をするところが　もう大好き、面白すぎ！）
情事をこばむときの「だめです　国家です」というセリフ、
そのあとの　
「あと5センチです」
「うそ、だめよ」
の問答も　もう・・・！
そして　情事がバレたときの　息子への　逆ギレ！！

スキラギ（王家の息子）役　山口奈緒子さまも　
情事を見たあとに　母親に逆ギレされて　謝るときの
「どうもすみませんでしたwww」みたいな　噴き出しながらの　半笑いゼリフ、
あの　ＫＩＳＳみたいな　メイクで
スープにうんこを入れる　悪魔ぶり、
ラストは
悪魔が来たりて　笛を吹く・・・！

王妃も　ビッチだと思ったら
もっと　ビッチが　いました。
ガーター網タイツビッチ、修道女ヨハンナ！

修道女ヨハンナ役　ブライアリー・ロングさまの
「あら、なになさってるのかしら」という　情事大好き具合
（この言い方　面白すぎて　窒息）、
さらに　ずかずか　入り込み
「男女の　声が」
「あと15センチ」
「もっと　もっと　という声が」
と　二度も　盗み見、
ダニエル神父に　情事を強要し
ダニエル神父の精根を吸い取って　晩餐に行かれなくして
「神父は　ヤボ用
です」
と　神父の言葉そのまま　おそれおおくも王家にお伝え
（スキラギに情事を見られていても
「友達にも見せてお金をとっている」「お金持ちのくせに」と　スキラギ批判に　すりかえ！）、
お酒も　お肉も　大好き、
スキラギのことを「（いい子だと）盛り上がっていた」と言っていたのに　
「おべんちゃらよ」　と訂正、
悪魔ばらいへの　とりつかれよう、
スキラギへの　悪魔ばらいを見て
「スパンキングが上手」と　爽快なようす
（うっとりと
「ほんとにステキでした」って・・・）、
なまぐさビッチ修道女め！
（表層的な　映画『歓待』のときの演技より　ずっと　イイわ～）

男性陣も　むっつりスケベの　集まり！
ホスロ（家庭教師）役　三浦俊輔さまの
「たてまつりまして＋ヘンな敬語」の　敬語がさね、
つぶされた　睾丸を　嗅ぐ　一瞬の　品のないしぐさ、
なのに「エキゾチックな二枚目」（！）という役柄、
情事の際に　ため口になる　タイミング・・・
あの　晩さん中での　下半身を脱いでの　ため口シーンは
スキラギじゃなくても　一泡ふかせて　やりた～～～い！！
（当日パンフレットに　素行の悪さ　暴露されていて　大納得）

王妃＆修道女の　なまぐさビッチたちは　お酒　お肉　男　マッサージ（！）
やりたい放題だし、
まさに　劇中　岡部たかし様が歌っていたように
おためごかしで　ほんとのことなんか　かけらもない
フェイスブックみたいな　晩さん！！

ホスロに　お株をとられてしまった
ゴルク（家来）役　岡部たかし様、
家庭教師や　晩餐のお客さまセレクションを　仕切っていたり、
邪魔者を消したりと
王家のことを　粛々と　司る　不気味さ、
「すごいうれしかったです、さっき、わたしの方が上手って言っていただいて」
という　フェイスブックにはない　真実の　セリフ・・・
99％最低なのに　1％だけ　その真実、グッときました。

宮崎吐夢さまの　「今夜、いいよ」と言う
ニヤニヤした　笑顔、
息子　その他の者への　もぞもぞした　叱責、
ふにゅふにゅした　和解（なのに「恐怖政治」で　デモをやったら　すぐ牢屋）。

そして・・・
石橋けい様が　よろめくたびに　わかる
おっぱいの　形！

なんという　贅沢な
51席の　小劇場楽園での　ひめごと・・・！

ご主人さま　毎度のことながら
台本も　購入。
（この濃密さで　たったの500円！）