NEW!! アニーになりたい歴29年のわたくし、レポート執筆担当しました!
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丸美屋食品ミュージカル『アニー』が全面刷新、ウォーバックス役に藤本隆宏、ハニガン役にマルシア!
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☆!ブログの無断転載・転用・お断りします!☆
☆☆文中 リンクがあるものは わたくしの当時の記事またはオフィシャル記事などに飛びます☆☆
☆!鑑賞レポートはすべてネタバレです!
(メモを取っていないので、間違いがあるかもしれませんが)☆
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NODA・MAP『足跡姫~時代錯誤冬幽霊(ときあやまってふゆのゆうれい)~』
を 観に行ってきました。
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東京芸術劇場WEBで 発売日に かろうじて1枚とったのですが
劇場置きにすると 当日まで席がわからず
頻尿族として 心配でしたが
通路側とはいかないまでも 通路から1つ目。
構造的に出やすそうで 尿意をもよおさずに すみました。
芸劇の2階、初めて座ったのですが、見やすいし
トイレいっぱいあるし 最高~
(シアターコクーンも2階見やすいんだけど トイレが少なくて・・・)
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今回の作品について・・・
わたくしの大好きな映画 映画『モリエール 恋こそ喜劇』
のラストが こうなのです。
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モリエールの浮気相手の奥様が 結核で死の淵にいて
大量の血を吐きながら
「笑わせてよ
この状況を喜劇にしてよ」
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モリエール
「できません。この状況で・・・」
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「この状況だからよ。
悲劇の中に 喜劇があるのよ。
楽しいことだけが喜劇じゃない。
あなたは その深みを見つけるのよ。
そういう劇を書くのよ」
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これは 勘三郎さまが亡くなる前の映画。
のちに 勘三郎さまと野田秀樹さまとの間にも こういったやりとりがあったことを知りました。
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さて 本編。
勉強になったこと:
●ルートと平方根は 同じ(え~!)←ゆとり
●肝臓が やる気を作る
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それは さておき
宮沢りえ様が
口上で
「クリスマスツリー~~~」と いえば
清水大希くん時代の 鶴松さまもご活躍の
『野田版 鼠小僧』
の 三太を思い出し
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「スカイツリー~~~」と いえば
中村勘太郎改め
六代目中村勘九郎襲名披露
『三月大歌舞伎』@平成中村座(浅草)
での 勘九郎さまの父としての 勘三郎さまにばかり スポットが当たったとき
ちょうどスカイツリーが見えたことを 思い出し。
※ちなみに 襲名でも 話が出ていた
大河ドラマ『武田信玄』「殺しても殺しても死なない 今川義元」の回、
平幹さまが「黙れ、ババア!」
っていう演技も秀逸で うちでしょっちゅう ビデオ流しています。
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第一幕 ラスト
「いいあい」が 「生きたい」だというのは
「生きてえ」と おっしゃって 尽きた
『野田版 研辰の討たれ』
を 思い出してしまう。
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全部 勘三郎さまの 足跡=そくせき
だ。
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「いいあい」は もう 初めから
いきたい
に 聞こえちゃったので
しにたい
と 母音が同じとは 思わなかったけれど
ついでに 某劇団の「母音法」も 思い出しちゃったけれど
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いきたい は
「生きたい」だけでなく
自分が立てなくなったことで 一番遠い場所になった舞台に「行きたい」。
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ちょうど この日 2月28日、
帰ってから、ドラマ『カルテット』で
時間の巻き戻しについて ツイッターで盛り上がっていて
だけど本当は 誰の時間も巻き戻すなんてことは 不可能で
亡くなった人が「生き返る」ことは ない。
(※3月2日:『カルテット』公式ツイッターも ドラマは巻き戻しではないと明言)
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勘三郎さまの葬儀で、三津五郎さまが
「肉体の芸術ってつらいね。死んだらなんにも残らないんだもの」と おっしゃって
そしてそうおっしゃっていた三津五郎さまも 亡くなってしまって
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だけど 亡くなったら「終わり」か
って言われたら
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ものだって いつか滅びてなくなる。
それに 観客側のわたくしたちも 必ず滅びるけれど
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亡くなった人の創った物語が
生きている人の支えになるし
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なにより 脈々と続く芸が 伝統になっていて
それを受け継ぐことができる 歌舞伎って 一番
「死」とは遠いところにあると 思っていて。
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それに 勘三郎さまは
清水大希くん→中村鶴松さまという 血 とは違う脈にも その芸を残してくださった。
笹野高史さまも 勘九郎さまの襲名披露のとき 一番目立つ位置に座ってもらったり
野田秀樹さまをはじめ 歌舞伎畑じゃない人の作品を面白がって取り入れて 新作歌舞伎を創って
どんどん 新しい血を入れていった。
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わたくしも そんなに歌舞伎を観るほうじゃなかったけれど
「こんなに歌舞伎って 面白いんだ!」の きっかけをくださったのは
間違いなく勘三郎さまだ。
思えば 勘九郎さま~勘三郎さまがご存命の頃が 一番 夢中で ワクワクして歌舞伎を観ていて
それは勘三郎さまが導いてくださった結果だ。
わたくしみたいな人は絶対に たくさんいて
観客にもきっと 新しい血が入った。
わたくしたちの心にも 芸を受け継いだ人にも
肉体の芸術は ちゃんと残るし
新しい血が入れば入るほど そのジャンルって すたれにくくなるんじゃないだろうか。
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だから、それを生んだ勘三郎さまは
みんなの スペシャルなお父さんだと思う。
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そもそも舞台は生身・生モノで 一度だって同じものはないから
肉体の芸術は 毎日 消えるといえば消える。
明日は違う肉体の芸術を
絶対に同じものが観られない宿命を
よろこんで観ている わたくしたち観客。
ラスト、幕をひけば 誰かの死はウソになって復活するというセリフがあったけれど
その日の舞台だって 一度死んで
翌日にまた 生まれ変わる。
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だから 逆に
ラストの妻夫木さまのセリフで「勘三郎になる」が 唐突というか
「えっ セリフになさるの」&「妻夫木さまポジションが 勘三郎さまなの」と ビックリしてしまいました。
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翌日 ご主人さまに 聞くまで
猿若=勘三郎
って 知らなかったので、
それ わかっていたら そこまで驚かないんだろうけれど
(今まで 猿若祭 って 何だろうと思ってた)
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そして それまで 幾度も語られた 数の話に つなげて 妻夫木さま
「少なくとも十八までは」
「ひたむきな心は、生き返る」
勘三郎さまは 十八代目。
あまりにもストレートで
そんなにハッキリ セリフにしてしまうことに さらに驚きました。
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野田秀樹さま、なんというか
余地なく 攻めてくるな・・・
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もっと 幽霊のように 「ふんわり」と 感じられる程度なのかと
思った。
オープニングの桜の木のシートが たちあがるところ
第二幕最初の 足アートが 桜の木になっているところ
そして ラスト近くに咲いた 満開の桜
「ああ、『贋作・桜の森の満開の下』・・・」
ぴーとさんのブログで
何度も 勘三郎さまと 野田さまの間で これを上演する話が出ては消えていると読んでいたから
こういう風に「感じる」舞台なんだな
と 思って観ていたら・・・
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池谷のぶえ様の
穴への 直線的な 落ち方、
万歳三唱太夫として なにかっちゃ ひそかに 万歳していて
橋の上での ぴょ~んとした 万歳
も かわいらしく、
踊り子ヤワハダの 鈴木杏さまが NODA・MAP 初とは 思えず、
足アートが まがいものか まがいものじゃないかの話は
ジャクソン・ポロックが 何十億の価値があるのかという話を彷彿させ
中村扇雀さまが 歌舞伎とすけべの 両輪を担って
イメージが 春のちらしずし
みたいで お花見みたいと のんきな気持ちを 吹っ飛ばす
最後の最後。。。
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野田秀樹さまの舞台において こんなに直接的な言葉で
ボカッ
って・・・
観劇前は もっと苦しい気持ちで観るものだと覚悟していたので
ラストまではけっこう 「おっ 静かな気持ちで観れているぞ よかった」
と思っていたのに。。
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冒頭に書いたように
このことをお芝居にしてよと 言われた野田さま。
この形にするのに4年かかった
と いうことですが
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わたくしは 死と向き合うことが すごく苦手で
ニュースも ほとんど見れない。
何度か入院したときも そこで人の死を見ることもできなかったし
自分が急患で「あと3時間で死にますよ!」と言われたときなんて
その言葉で ショック死するかと思ったし
好きな人が死んでしまったら
「あーやっぱり 嘘だったんだ!」という夢ばかり見てしまう。
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劇中の 腑分けしがいのある むっちりした死骸の古田新太さまのセリフじゃないけど
生きるべきか死ぬべきかなんて 贅沢は言わない
って 心境。
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だけど ここに
リアルな体の役者さんが いて
勘三郎さまの足跡をたどっているようでいて
毎日毎日 新しい足跡を 創り出して
この劇も きっと後世への足跡になっていく。
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ああ、これが 劇中でも言っていた
理あり体(リアリテイ)
なんだ!と 感じられた。
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勘三郎さまも愛した どんでん返しの劇作で ビックリさせて
今日死んだ役者も 明日は舞台で また生き返って
そしていつか 千秋楽がくる。
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人って 跡地のことは 「あそこに何があったか」なんて 案外すぐ忘れちゃうし
足跡だって もろかったら 消されちゃうけれど
なんとかその足跡を のこして 創って 見せていこうとして
それが素晴らしく花咲けば
ずっと その役者さんは その舞台は 誰かの中で生きられる。
東京芸術劇場の舞台に
花道があった。
どん底のことを 奈落って言うけれど
妻夫木さまの掘った穴が 地球の反対側、いずこのお国へ続いた。
世界で公演した 勘三郎さま。
穴は どん底じゃなくて 希望をひそませていた。
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病床につながれたあなただって どん底ではなく
すっぽんみたいに そこから分身が たくさん出てくるよ
あなたの遺志をついでくれる人は たくさん湧き出てくるよ
と伝えているような 野田秀樹さま。
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野田さまは
舞台で生きたい
舞台で死にたい
それがかなわなかった 勘三郎さまを 成仏させている
というよりも
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幽霊になった勘三郎さまが
『野田版 愛蛇姫』がごとく
顔色の悪さは 恋患いゆえ
みたいな顔で
いやいや 新しいもの大好きな いたずらな笑顔で
この新作を 観ていてほしいって
思ってらっしゃるのかな。
でもこんなに 愛をむきだしにされたら 照れちゃうのでは?!
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・・・さしあたって みんな
わたくしより先に 死なないでくださいという気持ちと
今ある好きな芸術 全部観たいので その一日後に死にたいという気持ち。
なんだか まとまらないけれど
ひとまず これで・・・
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