土曜日は
表参道などにも大きなポスターが 貼ってある
『ジャクソン・ポロック展』に 行ってきました。
えっこれは
馬七馬七(ばななばしち)の
絵じゃないの?
(伊藤園俳句応募意欲作)
馬七馬七さまの絵 (C:「ふうらい姉妹」)
馬七馬七さまの お父様の絵 (C:「ふうらい姉妹」)
ジャクソン・ポロックさまの絵
同じ
じゃないのかッ。
そして 250億円の
この絵
の
当時の評論:
「これ以上 賛辞の言葉が 見当たらない」
え、
そうなの?
評論家が いいように 評論しなかったら この絵は どうなっていたのだろう
とも 思いますが(評論家と芸術家 持ちつ持たれつ みたいな)。
このジャンルの第一人者
ということは わかったのですが
同じような 絵を 誰かに 描かせて
並べて
「どれが ジャクソン・ポロックさまの
絵だ?」
ってやったら わかんない気がしますけど
(え、そういう感じの絵を 最初にやったから イイの?)
しかし
「これが250億円の絵ダヨ!」
って 言われると
思わず「ほほぅ」
と 身構えてしまう
小さい人間です。
(値段を聞いて絵を見る 下衆さ)
それにしては 簡単に 触れられそうに
展示 してあって、
「保険 大丈夫?」
「よく 地震頻発の日本に 貸してくれたな」
など 考えてしまいました。
ご主人さま
「映画『おとなのけんか』みたいに
ゲロ ふきかけちゃったら どうなるんだろう?」
図録に ゲロを ふきかけられちゃった
FUJITAの 絵 は
常設の 所蔵作品展ほうに ありました。
(FUJITA のみならず 岸田劉生さまの絵も 貴重なものが 惜しげもなく 展示)
そして 絵の解説や 年表にある
「最後いっしょに過ごした女性」の存在、とか
「ピークを過ぎて 絵が売れなくなったことを 焦る親戚」の存在
には ドキドキしました。
とくに親戚・・・困り出した=みんなが ポロックさまひとりに たかってる
ってことじゃ。。。
ポロックさまも
「絵の具の意のままに 流れさせてる」
「絵はそれ自体に 表現の力があり、絵の力を信じている」
みたいなことを 言いつつ
そのわりに 修正液を 使った作品があるのは
ナゼ・・・?
ポロックさまが
ものすごいスピードで バケツに入れた絵の具に ハケをつっこんで
あたかも無造作に バシャバシャと 絵を描く映像も あったのですが、
高校生のころ、流れる絵の具や 水にマーブルをつくって それを紙にうつす、とか
金網に絵の具をつけてブラシでこすって、粉にして降らせる技法を駆使して
家でもくもくと 絵を描いていた わたくし、
流れる絵の具をバケツに入れて なんて 聞いたことないな
と 思ったら
売店では やはり
お好み焼き屋の マヨネーズ みたいな 入れ物に入った
流れる絵の具
が 売っていました。
あの ペンキみたいな 扱いは ポロックさまオリジナル・・・。
その ポロックさまの アトリエが 再現されて
写真撮影自由なので 撮ってきました。
床(一番下の写真)が ポイント!
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生誕100年『ジャクソン・ポロック展』@東京国立近代美術館
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